(ノ゚∇)ノ゙☆パチパチ .+:。ヾ(o・`ω・)ノ ジャーン.:゚+ パチパチ☆ヾ(∀‘ヾ)
DNGファイルを試してポジティブな印象を受けたので購入してしまいました。(≧∀≦)/
レンズはとりあえず「SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM」を買いました。
ファーストインプレッションを記述してみたいと思います。
操作編
EVF
α7Ⅱみたいに撮影画像がシミュレーションされて表示される訳ではないんですね。フムフム…(*゚ー゚)(*。_。)ナルホド…
レスポンスは悪くないけど・・・
- 絞り
露出補正露出補正はファームウェアVer.1.01で修正されてちゃんと反映されるようになりました。
等は確認できないみたいです。
まあ・・・ね。長年業務用映像機器の分野でEVFを作ってきたSONYと比べるのは酷ですよね。(ー’`ー ; )
十分実用的なファインダーに仕上がっているとは思います。(=゚ω゚)ノ
個人的にはアングルファインダーを付けられないのが痛いです。(;-_-)ヾイテテ・・・
オートフォーカス
レンズに35mmF1.4を使って約1秒で合焦しました。
合焦時間はレンズや被写体によって前後すると思います。おそらくマクロレンズのようなフォーカス移動の大きいレンズを使うとストレスに感じるでしょう。
一眼レフカメラの位相差AFやα7Ⅱ等最近のノンレフレックスカメラのハイブリットAFと比べると遅いですが、一眼レフカメラ背面液晶でのコントラストAFと比べると速いです。
「一眼レフカメラ用のレンズでコントラストAF」で想像するよりはかなり速いです。
「カッカッカッカッカッ」と細かくレンズを動かしている音がします。
SIGMAの新ラインのレンズはこの用途で使う事を想定した作りになっているのかもしれません。
メニュー
フォントが高精細になって綺麗です。(SD1Merrill比)
モダンになったと思います。
ホールディング
一見ヘンテコな外見をしたカメラですが、握ってみると理にかなった形をしている事がわかります。(=゚ω゚)ノ
まずグリップの形が絶妙で手に吸い付くように握る事ができます。
次にファインダーの位置。レンズの光軸とズレていて覗き難そうに見えるのですが、実は脇を締めてカメラを構えると丁度目の位置にファインダーが来るように配置されています。(もちろん個人差はあると思いますが・・・)
考えてみれば一眼レフではない訳ですからレンズの光軸にこだわる必要は無い訳で、固定観念を無視して扱いやすく実装しやすい位置にレンズマウントとファインダーを配置した結果、この配置になったのでしょう。
使い込んでみると納得です。(^_^)
ボタン
使い難いという事は無いんだけど・・・惜しいです。(ー’`ー ; )
具体的に言うとこのボタン。
menuボタンやISO感度ボタン等、何かボタンを押すと機能が割り振られるのですが、デフォルトでは何も割り当たっていないのです。
これにユーザ設定で機能を割り当てられたら便利なのに・・・(´・ω・`)ショボーン
個人的にはAFポイントの選択を割り当てたいです。このボタンの右下にボタンがあって押すとAFポイント変更モードになるのですが、そのワンテンポがもどかしい。
- 電源を入れる
- 前ダイヤルで絞りを決める
- このボタンでAFポイントを決める
- シャッターボタン半押しでAF
- シャッターを切る
と操作できると流れるように動作できて良いです。
更に中央のボタンにISO感度変更ボタンを割り当てたいです。ISO感度変更ボタンは専用のボタンがあるのですが、小さいのでファインダーを覗きながらだと他のボタンを間違って押してしまう事が多いです。慣れの問題と言えばそれまでですが、せっかく特等席が余っている訳ですから、ユーザが一番使う機能を任意で割り当てられれば嬉しいです。
可能ならファームウェアのアップデートで対応して欲しいなぁ。
画像編
シャープネスを使わなくても十分シャープ
試し撮りした写真です。
シャープネスは使わないで現像しています。
これ・・・わかる人にしかわからないと思うのですが・・・石が石に見えるのが素晴らしいと思います。表面のザラザラ感。
- Foveonの特性なのか?
- ローパスフィルターが無いからか?
- DNG形式で出力する際にカメラ内でシャープネス処理を行っているのか?
理由は私にはわかりませんが、この一見当たり前の話がバイヤー配列型画像センサを使ったカメラでは当たり前では無いのです。(ー’`ー ; )
試しに一般的なデジタルカメラでこのような被写体を撮ってみてください。石の表面がツルツルになって石に見えないと思います。(=゚ω゚)ノ
このテイストを求めてFoveonを買っているので、DNG形式で出力してもテイストが失われていなくて嬉しいです。(≧∀≦)/
明暗差が激しいと破綻する
太陽を入れて撮影してみました。(=゚ω゚)ノ
どんなデジタルカメラでも多かれ少なかれなる事ですが、太陽の周りの空が白飛びしています。
ダイナミックレンジが狭いです。
この写真で暗い部分には暗部ノイズが乗っています。
これ以上明るく現像するとノイズが目立って残念な感じになります。
これは画像センサの特性なので仕方ないと思います。
逆光を多用する人は注意が必要かもしれません。
順光を選んで撮ると良い感じです。
ISO200以上を使うとノイズが乗る
ISO800で撮影し、あえてノイズリダクションは使わないで現像しました。(=゚ω゚)ノ
ブログサイズだとわからないとは思いますが、全体にノイズが乗っています。
砂利のディテールが失われていて、カラーノイズも載っているのはこのサイズでも確認して頂けると思います。
その割には空が白飛びしています。
画像センサのサイズがAPS-Hになった事で受光面積が増えて高感度性能が向上する事を期待しましたが・・・相変わらず弱いです。(ー’`ー ; )
この意味では中古価格が安いAPS-CのsdQを選ぶのもアリだと思います。DNG対応のファームウェアアップデートが予定されていますし。
ボケの部分がベッタリ潰れる
1枚目の写真がわかりやすいと思います。
前ボケに配置されている黄色のパンジーがベッタリ潰れています。(ー’`ー ; )
以前使っていたMerrillではこのような現象は無かったと思います。
Quattro特有の現象かな?(・ ・?)
概ねポジティブな印象
- 明暗差が大きいと破綻
- APS-Hになっても高感度弱い
- 前ボケが潰れる
問題点はあります。
また赤の飽和に関してはもう少し枚数を重ねて検証しないとなんとも言えません。
ですが、Merrillで「耐えられない」と思っていた問題点は解消されて印象はポジティブです。
許せなかったのは
- SPPの苦行(DNG対応で解決)
- 赤の飽和(まだ検証が必要ですが、Merrillでは1日で明らかになった問題点なので改善していると感じる)
です。
このブログでも訴えましたし、SIGMAのサポートとも話しをしました。当時は絶望的な状況でしたが、ようやく改善されました。(4年も必要だったのか・・・)
sdQHは長く使うカメラになりそうです。
FoveonはSIGMA1社だけの開発という事で自動車におけるロータリーエンジンのような状況に陥っているのでしょうねぇ。(ー’`ー ; )
ちなみにDNG形式Lowモードで撮っています
DNG形式を試用した際に「ファイルサイズが辛い」と書きました。
sdQHのDNG形式ファイル出力にはHighモードとLowモードがあります。
- Highモード=6,192×4,128
- Lowモード=3,088×2,056
Highモードがフルスペックで出力するモード、Lowモードは半分の解像度で出力するモードです。
解像度が半分という事は単純計算だとファイルサイズは4分の1になる計算です。(実際にはヘッダ等があるので4分の1より少し大きくなるはず)
検証してみました。(=゚ω゚)ノ
3.9分の1になっています。フムフム…(*゚ー゚)(*。_。)ナルホド…
3,088×2,056でも十分な解像度なのでLowモードで撮っています。
Highモード・LowモードはQSメニューから簡単に変更できます。(=゚ω゚)ノ
Lowモードを基本にして、必要な時だけHighモードにする事が可能だという事は覚えていた方が良いと思います。