確かに開幕前は「ハンガリーではフェラーリが来る。」と予想していました。
しかし・・・
- 金曜日フェラーリの不調
- 予選でのハミルトンのパーフェクトな走り
これらを見て・・・「これはハミルトンで決まりだな。」と考え直しました。
まさかこんな展開になるとは・・・
「レースはゴールするまで解らない。」改めて思い知らされたGPでした。
リザルト
順位 | No. | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
2 | 26 | ダニエル・クビアト | レッドブル |
3 | 3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | トロ・ロッソ |
5 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
6 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデスAMG |
7 | 8 | ロマン・グロージャン | ロータス |
8 | 6 | ニコ・ロズベルグ | メルセデスAMG |
9 | 22 | ジェンソン・バトン | マクラーレン |
10 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
11 | 12 | フェリペ・ナスル | ザウバー |
12 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ |
13 | 13 | パストール・マルドナド | ロータス |
14 | 77 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ |
15 | 98 | ロベルト・メルヒ | マノー・マルシャ |
16 | 28 | ウィル・スティーブンス | マノー・マルシャ |
55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | |
7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | |
11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | |
27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア |
ベッテルキタ━(゚∀゚)━!
完璧なスタートでしたね。
途中ペースカーが入る等、ベッテルにとっては不利な展開でしたが、得意の「後続に1秒以上差を付けてDRSの使用を封じて逃げ切る。」戦法で実力で勝ちました。ヽ(=´▽`=)ノ
マシンの良さを出し切った見事な勝利だったと思います。
流石です。
ライコネンは残念でした
ベッテルと同じペースで走れていたのはライコネンだけだったと思います。
MGU-Kのトラブル・・・
運が悪かったとしか・・・
しかし実力は示せましたので来季の契約に良い意味で大きく影響する走りだったのではないでしょうか?(^^)
レッドブル ダブル表彰台
2位クビアト、3位リチャルド。
レッドブルの2台は実力で勝ったベッテルと違ってメルセデスAMGのドタバタ劇につけ込んでの勝利でしたが・・・「何かあった時にチャンスを掴める位置を走れるのも実力。」と私は思います。
車体の優秀さは証明しました。
後はパワーユニットですね。
マックス・フェルスタッペン4位
あんまりテレビに映らなかったので印象無いのですが・・・あと一歩で未来永劫破られない「F1最年少表彰台記録」を樹立する所だったのですね。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ジェームス・キーが手を入れているだけあって今年のトロ・ロッソのマシンは侮れないです。
シンガポール辺りも危険かも知れないですね。(^_^;)
ロズベルグはメンタル面の弱さが際立ってしまいました
- 中盤ですでに優勝を諦めてハミルトンの前でゴールする作戦に切り替えようとしてチームに反対される
- 相手のラインを塞いでしまった為に軽く追突されてパンク
いずれもメンタル面で余裕が無かった為に起こしてしまったミスだと思います。
特にパンクについては、
「僕は理想のラインにいたけど、彼はブレーキングが遅すぎて膨らんだ。僕はレーシングラインに留まっていたし、あれは僕のコーナーだ。でも、彼のフロントウィングがまだ残っていて、それが僕に当たってしまった」
「あれは僕のコーナー」だぁ?(゚Д゚)ハァ?
コーナーは誰の物でもありません!!
F1ドライバーなら相手にギリギリ1台分のラインは残してバトルするのが当たり前でしょ?
正直こういうメンタルのドライバーがワールドチャンピオンになれるとは思えません。
ロズベルグはメンタル面を鍛え直さないとワールドチャンピオンになれないどころかメルセデスAMGのシートを失う事にもなりかねないと思います。
マクラーレン・ホンダ ダブル入賞
マシンの性能と言うより・・・二人の元ワールドチャンピオンが展開を巧みに切り抜けてもぎ取ったポイントに見えました。(^_^;)
正直マシンは遅そうだったですよね。
それでも結果が出せたのは良かったと思います。
噂では次戦からトークンを使ってパワーアップしたパワーユニット投入です。
次のスパは高低差の激しいパワーサーキットです。
そろそろ実力の片鱗を見せて欲しいですね。
グロージャン7位
アップデートしている気配の無いマシン。
セッティングでも苦しんでいました。
メルセデスAMGを1台食って7位ポイントGETは流石でしょう。
ルーキーの頃のクラッシャー振りから考えたらホント成長したよねぇ。
小松さん頑張った!!
フォース・インディアはマシンの成熟が必要ですね
ペースはあったと思います。
完走できればポイントは取れたと思います。
- 金曜日ペレスのマシンのサスペンショントラブル
- 決勝ヒュルヒュルのマシンのフロントウィング脱落
いずれもドライバーが無事だったのは幸運だったと言うべき危険なトラブルでした。
トラブルを解析してキッチリ対策して欲しいです。
次戦はベルギーGP
【予選】8月22日(土) 24:00~25:00
【決勝】8月23日(日)23:30~25:10
F1は夏休みに入ります。
ファクトリーで働くのもルールで禁止です。
しかしパワーユニットサプライヤーはルールに含まれていません。
ホンダにとってはトークンを使った新型パワーユニットを準備する絶好の機会でしょう。
スパは高低差の激しい高速サーキットです。
「直線スピード」と「ダウンフォース」。
相反する要素が両方要求されます。
「直線スピード」と「ダウンフォース」を高いレベルで両立させているチームと言えば・・・やはりメルセデスAMG。
メルセデスAMGのどちらか(たぶんハミルトン)が勝つと予想するのが妥当でしょう。
しかしスパは雨が振りやすいので有名なサーキットでもあります。
有名なコーナー「オールージュ」は日本語に訳すと「赤い水」と言う意味です。
コーナーに「水」を含む名前が付くほど雨が振りやすいサーキットです。
今回のようにゴールするまでわからない。
そんなレースになるかも知れません。(-ω☆)キラリ
オートスポーツwebでは、日曜の気温が急に下がったのが、メルセデスは敗因の一つだ、みたいなことが書かれていた。でも、日曜日に気温が下がることは予想されていた筈。こんなことなかっただけに、不可思議なことだ。
F速分析:ベッテル勝因はメルセデス自滅と気温? http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=67002
このところメルセデスAMGのスタートが良くなくて、先行を許すパターンになっているのは、なぜなのだろう。
「タイヤへの熱入れ」と言う部分に関してはフェラーリよりメルセデスAMGの方が明らかに優れている点なのでF速の記事には同意できませんかね。(・・?
思うにスタートでハミルトンはロズベルグを意識し過ぎたのではないでしょうか?
ベッテルがほぼ真っすぐ加速して行ったのに対してハミルトンは少し右に寄せていましたよね?
真っすぐ加速するのと斜めに加速するのでどちらが速いかは自明な訳で・・・
メルセデスAMGのマシンはコーナーでノーズの入りが良いのでセッティング自体フロント寄りにしていて・・・それがスタートに若干不利に働いているのかも知れませんが・・・ハミルトンが真っすぐ加速していればベッテルに抜かれる事は無かったように思います。
メルセデスAMGの二人は交戦協定にサインしているとどこかで読みましたので・・・恐らくコース上でお互いをオーバーテイクする事は禁止されているのではないでしょうか?
なのでスタートでハミルトンはロズベルグ抑える必要があった。
それがあのような結果になったのではないかと思います。
ベッテルきましたね~。スタート決めてくれた上に勝つとは・・・スバラシイ!!。
メルセデスAMG勢の自滅もありましたけど、特にロズベルグはチャンスを生かせずなになってんだかって感じでしたね。
しかしリカルドの突っ込みは昔タクマがやってましたが、リカルドの方が上手くやってる感じですかね?。
リチャルドの突っ込みはコーナーの立ち上がりでトラクションをかけられないので基本的には抜けない突っ込みですよね。
ロズベルグは落ち着いてブレーキングして立ち上がりトラクション重視のコーナリングをしてマシンギリギリ1台分のスペースを残しておけば抜かれる事も接触される事も無かったハズです。
恐らくロズベルグは「リチャルドにオプションタイヤでのペース」と言うプレッシャーに負けたのでしょう。
ああ言うシーンを上手く切り抜けられるかどうかは、ワールドチャンピオンになれるか否かの境目のような気がします。┐(´д`)┌ヤレヤレ