- 2014年のザウバーの財政状況
- ザウバーが反論を避けた事
- オーストラリアの裁判所の判決
から、たぶんギド・ヴァン・デル・ガルデの主張は正しいのだと思います。
運転資金調達の為に体よく使い捨てされた訳ですから・・・ちょっと可哀想です。
コレはペイドライバーなら誰でも陥る可能性のある危険
F1の世界は「ピラニアクラブ」と呼ばれる魑魅魍魎が跋扈する世界でこの手の話は昔からあったと思います。
自らの速さを認められてでは無く・・・スポンサー資金によってシートを得ようとするドライバーは誰でも同様の状況に陥る危険性がある事を改めて思い知らされた事件と思います。
2014年の可夢偉がマーカス・エリクソンより旧型のパーツしか使わせて貰えなかったのと一緒だと思います。(可夢偉は最初に80億円払ってしまった。マーカス・エリクソンは1戦毎にお金を払っていたと推測される。)
この事件がペイドライバー優遇の流れを止めるとは思わないけど・・・若手ドライバーが実力によってF1のシートを得る機会を増やさないとF1自体が破滅する可能性がある事を示していると思います。
ギド・ヴァン・デル・ガルデがその気になればザウバーは開幕戦に出場出来なかった訳ですから。
FIAがどこかのチームと提携して・・・例えばGP2のチャンピオンは次の年にF1のシートが約束される・・・等と言ったドライバー育成の仕組みが欲しいですね。
チーム力が拮抗するような感じで、中堅チームの数が増えて行く様にならないと。90年代の中堅チームは年間60億だったかな。それぐらいでやるには風洞を制限しないと無理だ。フロントウイングまわりももっとシンプルでいいと思うで、しかしなのだ。
難しい所ですね。
私個人としてはメルセデスパワーユニットが古のDFVエンジンのような役割を果たしてくれる事に期待しています。
ウィリアムズはメルセデスパワーユニットで復活しましたし・・・ロータスもメルセデスパワーユニットに変えて・・・1周目クラッシュするまでは良い感じでした。
メルセデスパワーユニットを使っているチームは大口のスポンサーが付けば大化すると思います。
エナジードリンクのメーカみたいに美味しいスポンサーが他に居れば良いのですが。(^_^;)
個人的にはGoogleやAppleがF1のスポンサーをやっても良いと思うのです。
今やF1とITは切っても切れない関係ですから相性は良いと思うのです。
GoogleストリートビューでF1のサーキットを走れたら楽しいですよ。きっと。(^^)