FEレンズ「SONY Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」の歪曲・周辺考慮落ちを検証してみたいと思います。
AdobePhotoshopLightroomでの補正結果も合わせて検証します。
最後に作例を示したいと思います。
歪曲・周辺考慮落ち
データ
24mm F4
補正前
補正後
34mm F4
補正前
補正後
50mm F4
補正前
補正後
70mm F4
補正前
補正後
歪曲考察
24mmでは樽型、34mm以降では糸巻き型に歪曲しています。
テレ端に向かうに程糸巻き型の歪曲が酷くなります。
普通の標準ズームレンズ並の歪曲の仕方と思います。
Zeissのレンズと考えると歪曲は期待外れかな(・・?
Adobeのレンズプロファイルを使う事で綺麗に補正されているように思います。
ズームレンズは元々後処理での歪曲補正前提で使う物と思っているので問題無しと思います。
またノンレフレックスカメラ用のレンズなのでカメラには補正された像が映し出されます。
その意味では実用上は全く問題無いです。
周辺考慮落ち考察
24mmでは・・・普通に周辺考慮落ちしてます。
34mm以降では気になる周辺考慮落ちは無いかな。
ズームレンズとしては優秀な方と思います。
Adobeのレンズプロファイルを使う事で綺麗に補正されています。
よほど設計に余裕を持たせているレンズでない限り絞り開放での周辺考慮落ちは当たり前なのでコレでOKと思います。
作例
夜景の作例しか無くて申し訳ありません。
三脚での撮影用に買った物で。(^^ゞ
- 歪曲・周辺考慮落ちはAdobeのレンズプロファイルで後補正できる
- ZeissのT*コーティングのお陰で写りは綺麗
と言う事が判って頂けると思います。
総評としては「普通のF4通しの標準ズームレンズにT*コーティングを施す事で写りを良くしたレンズ」と思います。
T*コーティングは素晴らしいですね。(^^)