パイクスピーク・ヒルクライムでも電気自動車のクラスが出来ていたんですね。
でも考え様によってはガソリン自動車より簡単かも知れない・・・
燃調とか・・・
パイクスピーク山って麓と山頂では空気密度が違うからガソリンエンジンだと燃調が難しいんですよね
ガソリンエンジンの場合流入する酸素量に対して最適な量のガソリンを混合してシリンダーに噴射しなければならない訳です。
通常のサーキットなら高低差はあまりないので「流入空気量=流入酸素量」です。
よって流入空気量を測定する事で流入酸素量を推定でき最適な燃料を噴射できます。
しかしパイクスピーク山は麓と山頂では空気密度が違います。
麓で最適であった燃料噴射量は山頂では最適ではありません。
- 麓
- 中腹
- 山頂
エンジンセッティングにおいて
- 何処に狙いを定めて燃調を決めるか?
- あるいは中庸を狙うか?
非常に難しく・・・そこが面白い所でもある訳です。
電気乗車なら空気密度は関係無い
電気自動車はバッテリーに蓄電した電気を使って電気モーターを回して走ります。
空気密度は関係ありません。
- 麓
- 中腹
- 山頂
すべてにおいて最適な状況で走れるでしょう。
将来的にはパイクスピーク・ヒルクライムでは電気自動車が主流になるような気がする
今はまだ電気自動車黎明期です。
ノウハウの溜まっているガソリンエンジンの方が有利かも知れません。
でも電気自動車のノウハウが蓄積されて行ったら・・・空気密度の事を考えると・・・電気モーターの方が有利かも知れません。
技術的にもちょっと興味深いですね。(^^)