FEレンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」の歪曲を検証しました。
合わせてPhotoshopLightroomでの歪曲周辺光量落ち補正の結果を見てみました。
RAW現像の際にご参考にしてください。
歪曲
絞り開放F1.8で壁打ちした
- RAW撮って出し
- PhotoshopLightroom5.3での補正結果
を示します。
このレンズ用のレンズプロファイルはPhotoshopLightroom5.3から含まれています。
RAW撮って出し
レンズプロファイル適用
考察
素人目には歪曲は確認できないですね。
これなら無補正でも問題無いように思います。
むしろ周辺減光の方が目立っちゃいますね。(^_^;)
ただライカ判の明るいレンズで絞り開放だと普通こんな物です。
例:Nikon AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
http://www.marbee.info/2013/12/02/17471/
歪曲、周辺減光共にレンズプロファイルを適用すると綺麗に補正されますね。
やっぱりレンズプロファイルが提供されているレンズは良いですね。(^^)
ってか、デジタルカメラ用のレンズにAdobeのレンズプロファイルは必須と思います。
全体考察
- FEレンズ
- Zeiss
- 標準域
- 明るい単焦点レンズ
- 正式なレンズプロファイルが提供されていて綺麗に歪曲・周辺減光を補正できる
と言う事でライカ版Eマウントにとって大変貴重なレンズと思います。
絞り開放で撮っても目立った色収差が見られない所も好ましいですね。(^^)
ただ1点気になったのは最短撮影距離ですね。
感覚的にはSPECより寄れない印象です。
これはノンレフレックスカメラすべてに言える事ですけどね。
フランジバックが短いのでレンズの前玉から被写体までの距離がどうしても・・・ね。
(最短撮影距離とは画像センサからピント面までの距離です。一眼レフカメラはミラーボックスがあるのでフランジバックがノンレフレックスカメラに比べて長いです。結果的にSPEC上同じ最短撮影距離のレンズなら一眼レフカメラの方が被写体に寄れます。)
個人的にはノンレフレックスカメラの一番の課題だと思います。
記事の最後に作例を示しますが寄れていないのが判ると思います。
このレンズと言うよりノンレフレックスカメラを選択する人すべてに言える事ですけど・・・一眼レフカメラより寄れない事は覚悟する必要があると思います。
被写体との距離はボケの大きさにも影響しますので結構重要なポイントかと思います。
作例
作例です。
早速価格コムにもUPされてましたね(^^
実はNEX6のレンズでアダプタかましのペンタレンズだけだとマニュアルでEXIFもでないので、
年末に行く旅行の際にE24F1.8を購入しようと思ってるのですが、このレンズはいいですか?
ほんとはフルサイズも使える55㎜をいっときたいんですが、基本はペンタなのでペンタに50-135mmや77mmつけるんで
NEX6にE24をと思いましてかなり悩み中です。。。
kenさんご訪問&コメントありがとうございます。
APS-Cに55mmだと長すぎるような気がします。
「気楽にNEX-6で」と言う事ならキットレンズのパンケーキズームでも良いように思います。
アレも悪くないレンズですよん。(^^)
http://www.marbee.info/2013/03/22/9152/
あるいはFE35mmF2.8ってのも面白いかも?(^^)