FUJIFILMが超広角ズームレンズ「XF 10-24mm F4 R OIS」を発表しました。
Xマウントユーザ待望のレンズですね。
SPEC
- ライカ判換算の焦点距離が15-36mm相当
- 開放絞り値F4通し
- 手ブレ補正搭載
- レンズ構成は非球面レンズ4枚、異常分散レンズ3枚を含む10群14枚。
- 全レンズの両面に「HT-EBC」コーティング
- インナーフォーカス
- レンズ外装、フォーカスリング、絞りリングは金属製
- 絞り羽根は7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離は24cm
- フィルター径は72mm
- 最大径×長さは78×87mm(広角端)~87mm(望遠端)
- 重量は410g
- 店頭予想価格は10万円前後の見込み
インナーフォーカスだけどインナーズームでは無いんですね。(^_^;)
ですがハードウェアとしてはほぼ理想的な作りで文句は無いですね。
問題はAdobeのエコシステムにレンズプロファイルが存在しない事なんだよね
FUJIFILMの他のレンズもそうだけどPhotoshopLightroom等でレンズプロファイルが使えないんだよね。
私のようなRAWで撮ってPhotoshopLightroomで現像する人間にとっては致命的なんだよね。
今どきは諸収差を低減する事を優先して単焦点レンズでも歪曲がある時代。
ましてこのレンズは超広角ズームレンズ。
歪曲はあって当然。
レンズプロファイルが存在しなければ歪曲を補正できない。
使い物にならない。
他のメーカにも言える事だけどレンズ作ったら必ずAdobeにレンズプロファイルを提出して欲しいよね。
ほとんどのユーザはjpeg撮りだからカメラ内で補正できれば十分と思っているのでしょうけど・・・上級者はRAW撮り当たり前ですから。
結局RAW撮りするユーザはレンズプロファイルが豊富なCanon、Nikonに流れてしまう。
正直ノンレフレックスカメラでマトモに使えるのはSONYのEマウントカメラだけだよね。
自社のカメラに長く親しんで欲しいと思うならAdobeへのレンズプロファイルの提出は必須と考えて欲しいよね。