先日買った「SONY Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM SAL1635Z」の歪曲と周辺光量落ちを検証してみました。
合わせってAdobeLensProfileDownloaderで手に入れた有志の方が作ったレンズプロファイルでどの程度歪曲を補正できるか検証しました。
検証
レンズプロファイルの入手方法はSONY VarioSonnar 24-70mm F2.8 ZA SSM RAW 歪曲 周辺光量落ち 検証 補正をご覧ください。
16mm
18mm
20mm
22mm
24mm
26mm
28mm
30mm
35mm
検証考察
不審者と勘違いされてもアレなので手持ちで壁打ちして検証しました。
壁と水平が取れていない事はご勘弁頂きたい。m(_ _)m
絞り開放F2.8で検証しています。
歪曲
広角端16mmでは補正前は陣笠型に歪曲していますね(^_^;)
レンズプロファイルを適用しても完全には補正しきれなくて糸巻き型に歪曲しているように見えます。
18mmから28mmまでも陣笠型の歪曲に見えますが望遠側にズームするに連れて歪曲は緩和される感じですね。
レンズプロファイルを適用すれば許容範囲に補正される感じですかね。
30mmと35mmは樽型に歪曲してますね。
ここもレンズプロファイルを適用すれば許容範囲に補正される感じですかね。
周辺光量落ち
16mmの周辺光量落ちは結構酷いですね。(^_^;)
レンズプロファイルを適用すれば補正されますがちょっと過激に補正しているように感じます。
このレンズは基本絞って使うレンズで絞れは通常周辺光量落ちは改善するハズなので・・・まあレンズプロファイル適用後に露出等をイジって妥協点を探す感じの使い方になりますかね。
感想
「やはり広角ズームレンズは難しいなぁ・・・」と言うのが正直な感想ですね。
ただレンズプロファイルを適用すれば・・・まあ・・・妥協できるかなとは思います。
広角ズームレンズとはこう言う物だと覚悟して使うレンズなんでしょうね。
この画角で無いと撮れないシーンがある事は事実な訳で・・・
Zeissレンズでこれ以上広角なレンズは無い事も事実な訳で・・・
理解した上で適切に使うべきレンズなんだと思います。