(SR3) A99 will run out of production in late November?
まだ後継機の正式発表すら無い訳だけど・・・
SONYにはα900での前科があるだけに後継機の発売前にディスコンにする可能性は十分にあると思う。
もうα99が欲しい人はみんな買ってしまったと思うしね。
35mmフルサイズのNEXとかEマウント一眼レフスタイルカメラとかミラーレスAマウントカメラとか噂は色々あります
α900の時は後継機の噂すら無いままディスコンになったと記憶しているけど今回は噂があるだけまだマシかな?
ただSONYから発売が噂されているライカ判のカメラは
- NEX
- Eマウント一眼レフスタイルカメラ
- ミラーレスAマウントカメラ
と沢山あってSONYがどの方向に向かっているのか正直わからないです。(^_^;)
像面位相差AFを推進して透過ミラーを無くす方向に向かっているっぽいのはわかるけど・・・
邪魔な透過ミラーが無くなるのは喜ばしい事だけど像面位相差AFの精度には若干懐疑的なんですよね。私
TLMは過渡的な技術でいずれ無くす方向だって言うのは公然の秘密だった訳で・・・
私もα99はいずれ買い換える予定で買っています。(なので少しでも高く売れるように付属品には一切手を付けていません。バッテリーとかα900のが使えるしね。)
でも正直言って・・・像面位相差AFの精度には未だ懐疑的なんですよね。
像面位相差AFセンサを搭載したSONY製画像センサを使ったカメラで現存する物は大別して以下の三種類あります。
- α99(AF-Dで使用)
- NEX-6等のハイブリッドAF
- OLYMPUS OM-D E-M1
それぞれに考察してみたいと思います。
α99(AF-Dで使用)
これはオマケみたいな機能でコンティニュアスAFの補助に像面位相差センサを使っているだけなんですよね。
飛行機の写真を撮る時に使いましたがピントが甘い写真もありました。
NEX-6等のハイブリッドAF
これは像面位相差AFで大体の位置までイッキにフォーカスを動かしてからコントラストAFで精度を出しているんだよね。
コントラストAF前提のEマウントレンズだから出来る技だけど・・・逆に見れば像面位相差AFだけでは十分な精度が出ないのでコントラストAFを併用したハイブリッドAFになっているとも見れる訳で・・・
像面位相差AFだけで十分なAF精度が出るならコントラストAFを併用する必要は無い訳だし、像面位相差AFだけでAFできればその方がAF速度は当然速い訳だし・・・
OLYMPUS OM-D E-M1
まだ市場に出てきていないので評価を下すのは早計だけど・・・
このカメラに至ってはコントラストAFで速度が出るマイクロフォーサーズレンズでは像面位相差AFは使っていないんだよね。
像面位相差センサはフォーサーズレンズのAF用のみで使っています。
そしていま出ているレビューを読む限りだと「十分なAF精度と速度が出ているがハイエンドのフォーサーズカメラには負ける。」っと。
発売前に試作機を借り出せる人だからメーカに不利な事は普通書かないと思いますけど、それでも「ハイエンドのフォーサーズカメラには負ける。」と書いている。(^_^;)
コレは完全に私の妄想ですけど、例えば「像面位相差AFだと十分な精度が出ないので数回計測して平均値を取ってフォーカスを移動している。」とかなんじゃないかなっと。(・・?
なのでハイエンドのフォーサーズカメラ(数年前に発売されたカメラですよ)にAF速度で負けるのではないかと・・・
まあ・・・いずれは技術の進歩で像面位相差AFでも十分な性能が出せるようになるとは思いますけど・・・最初に市場に投入される製品から完璧かどうかは・・・(・・?
SONYのマウント戦略も見えないんですよね。私
前述したように噂では
- NEX
- Eマウント一眼レフスタイルカメラ
- ミラーレスAマウントカメラ
と三種類あって・・・まあNEXはNEXで独自路線だとは思うのですが・・・一眼レフスタイルカメラがね。
- Aマウント続行なのか?
- Eマウントに移行するのか?
- 第三のマウントが登場するのか?
読めないんですよ。
SONYのカメラってライカ判のカメラで唯一センサーシフト式カメラボディ内手ブレ補正なのも魅力な訳ですが・・・Eマウントのサークルにギリギリで画像センサが収まっているNEX-VG900の写真とか見ちゃうとね。
「コレでセンサーシフト式の手ブレ補正って作成可能なのかなぁ。(・・?」とも思う。
さりとてAマウントは世界初のAFを実現した市販マウントで・・・かなり古い規格で・・・未だ機械制御の部分もあるし(CanonのEFマウントは完全電子制御です)・・・ズームレンズの焦点距離はザックリな数字しかカメラに返して来ないし(歪曲補正の補正マップの精度もザックリになります。ちなみにCanonのEFマウントは1mm単位で焦点距離をカメラに返します)・・・コニカミノルタに特許料を払って使っているという噂だし・・・
「いずれは世代交代の時期が来るのかなぁ・・・」なんて思ったりしています。
- 何か上手い方法(噂のZシフトAFの機構を利用して可変フランジバックにする事でフランジバックを延長するとか?)でEマウントでセンサーシフト式のカメラ内手ブレ補正を実現しEマウントに収束させる(AマウントレンズはOLYMPUS同様マウントアダプターで使用可能にする)
- Aマウント存続。センサーシフト式手ブレ補正が欲しい人はAマウント、そうでない人はEマウントと使い分ける
- すべての要件を無理なく実装できる第三のマウントを作る。(Eマウントのマウント径を大きくした物でセンサーシフト式手ブレ補正を実現し新しいレンズはこのマウント用に開発する。Eマウント、Aマウントのレンズはマウントアダプターで利用可能
Eマウントを作った時からライカ判のカメラを出す事は考慮していたでしょうからEマウントに収束させるつもりなのかも知れない・・・
ただEマウントの規格を策定した時はOLYMPUSとの技術提携でセンサーシフト式の5軸手ブレ補正が手に入る事は想像すらしていなかったと思うので・・・センサーシフト式手ブレ補正は捨てるつもりだったのかも知れない。
すでにEマウント策定時と状況が違う事を考えると第三のマウント(・・?
なので私個人的にはα99を使い続けながら暫く様子を見ようと思っています。
α99って結構良く出来たカメラで不満点は以下に挙げる3点しか無いんですよね。
- ゴミが写り込みやすい。(ミラーが動かないのでレンズ交換の時にミラーに付いたゴミがそのまま映り込む)
- AFポイントが中央に集まり過ぎ。(α77のAFセンサを流用しているのかな?)
- ズームレンズを使った時に記録される焦点距離がザックリし過ぎ。(まあコレはレンズ側の規格でもあるのでα99固有の問題では無いですが。(^_^;))
なんだかんだ言って積極的に買い換えたいと思うような問題点って無いんですよ。
α900には
- 高感度弱すぎ
- パープルフリンジがメッチャ出る
という致命的な問題点があったけどね。
なのでα99を使い続けながら暫く(数年?)様子を見ようと思っています。
縦グリも買ったばかりだしね。(・ω<)
変わろうとするソニーの姿勢はいい。
ユーザーはないがしろになるという点はあるけれど。
そろそろ、ミラーレス買おうかな、私も。
何を基準にして選ぶのかもわからないし、やっぱり第一印象ですかね。
masakazooさん。ご訪問&コメントありがとうございます。
レンズマウントはシステムカメラの肝ですからあんまり迷走して欲しくないんですけどね。(^_^;)
写真を撮る事が目的なら一眼レフの方が良いと思いまいます。
入門機ならカメラボディの値段は一緒でレンズの選択肢は一眼レフの方が圧倒的に広いですから。
スタイルという意味なら個人的にはFUJIFILMのXPro1とか使ってみたいですね。
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_pro1/
やっぱカメラと言うと最初に思い出すのはレンジファインダーカメラですからね。(^^)
レンジファインダーが肌に合わなければEVFに切り替えると言う逃げ道があるのも良いですし。
レンズは純正の35mmとZeissの32mmで迷いますけど。
ズームレンズも捨てがたいですし。
marbeeさん、
比較に出されたOM-D E-M1ですが、マイクロフォーサーズレンズ使用時でも、C-AF、C-AF TR使用時には、象面位相差AF併用によるC-AFの高速化=DUAL FAST AFが機能します。
その関係で、中央の象面位相差の37点のAFターゲットエリア内はC-AFが早いですが、
そこをはみ出した81点のコントラストAFターゲットエリアでは、従来通りの遅さになるようです。
ともあれ、オリンパスユーザーとしては、他人事ではないので、ソニーには是非α99の後継機を頑張って欲しいですね。
Kiyoさん。ご訪問&コメントありがとうございます。
ご教示いただきありがとうございます。(^^)
E-M1のコンティニュアスAFでのピント精度が興味深いですね。
十分な精度が出るならシングルAFでも像面位相差AFを使えば良いように思いますし・・・(・・?