厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は30日、今年4~6月に2兆2100億円の運用益が出たと発表した。4四半期連続の黒字で、運用利回りは1・85%だった。6月末時点の運用資産額は121兆116億円となった。
アベノミクスが手仕舞いに入った時に株価が下がるようなら(って言うか下がるよね。(^_^;))年金の運用も赤字になるんでしょうね。
短期的に黒字だからって手放しでは喜べないよね。
記事を読むと株式がプラスで債権はナイナスなようなので
いつまでも量的緩和(だよね?アベノミクスって?)を続けている訳には行かないので・・・
いつかは量的緩和を止めて政策金利を上げる時が来る訳で・・・
その時は・・・恐らく・・・株価は下がって・・・
GPIF(年金の運用機関)は評価損を計上する事になりますよね。
GPIF程の大きな機関投資家ともなると高値で売り抜けるってのは不可能だしね。(ポジションサイズが大きすぎてマーケットインパクトが大きいので自分が株を売る事で株価を下げてしまいます。)
まあやっている最中だと思うけど・・・ポートフォリオのリバランスが上手く行くと良いですよね
GPIFには「株に投資できるのは全投資資金のX%まで」と決まりがあるハズなので株価が上昇した事で結果的に株の保有率がX%を超えているハズ。
そこで株を売って債権を買う事で株への投資率をX%に戻すオペレーションをしているハズ。
これをポートフォリオのリバランスと言います。
ただGPIF程の大きな機関投資家ともなるとポジション組み換えのマーケットインパクトが大きいので「様子を見ながら少しづつ株を売って債権を買う。」という方法を取るハズで今もまだやっている最中なんじゃないかな?
これが上手く行けば今度は金利の上昇局面で債権を売って株を買うと言う逆のオペレーションを取る事になって・・・そうやって少しづつ運用益を積み上げてイケるハズ。
自分は年金はもらえないと思っているけど・・・GPIFの運用は上手く行って欲しいですよね
多分年金の受給開始年齢はドンドン引き上げられて・・・今のペースで引き上げが続くと・・・父親が死んだ年齢から考えて・・・私は年金はもらえない・・・と思っています。
それでも年金の運用が上手く行っていると言うのはマーケットにとっては悪くはないニュースな訳で・・・日本株もカジッている私に取っても悪い話じゃないと思うんですよね。
ぜひアベノミクスを利用して上手く運用していただきたいと思います。