K-5のAFを「SAFOX X」とか言う新しいAFセンサに換装してAF性能を向上させたマイナーチェンジモデルですね。
K-5Ⅱsはローパスフィルターレスモデルだそうです。
お値段は
K-5Ⅱ=11万円程度
K-5Ⅱs=12万円半ば程度
みたいですね。
ローパスフィルターレスモデルの方が高いって事はNikonD800Eみたいにわざわざローパスフィルターをキャンセルするパーツを追加しているんですかね?
ローパスフィルターをキャンセルするパーツが画質に与える影響も気になるし・・・そこまでしてベイヤー配列方式の画像センサのローパスフィルターをキャンセルする必要あるんですかね?
元々ベイヤー配列方式の画像センサにはローパスフィルターが必要だから付いている訳だし・・・
「そんなにローパスフィルターレスのカメラが使いたいならFoveonX3ダイレクトイメージセンサーを採用したSD1Merrillとかを素直に使えば良いのに・・・」って思うのは私だけでしょうか?
K-5ⅡsにしろD800Eにしろスペックヲタが買って、結局使わないカメラになるような気がするのは私がSD1Merrillユーザだから?
こんにちは♪
僕は逆に、やるな!って思いました。
個人的には、K-5はAPSのマスターピースのひとつなのではないかと思わせられるくらい、完成度の高いカメラでした。官能面、機能面でもハイレベルなカメラです。(Kマウントのレンズは結構人を選ぶのですが(笑))
このカメラには、こういった手堅いマイナーチェンジが理想だなと思っていたところに、しっかりハマってきたので、やるな!と感じた訳です。
K-5を既に使っている人にも、ローパスレスバージョンは買い増し要因になりますし、K-5を使い潰しつつある人には、ブラッシュアップされた新型は、きっと裏切らないものだと安心して後継に買えるのだと思います。
いいマーケティングかと思います。
SD1Merrillは僕も大好きですが、発色は独自世界のものです。
一方PENTAXの発色も僕は好きで、またカメラの操作性、カスタマイズ性など、カメラとしての使い易さは圧倒的に上だと感じます。
SD1Merrillは唯一無二に尖ったカメラですが、K-5IIは、高次元でバランスするカメラになるのではと思います。
最近は、ローパスレスがもてはやされますが、それを支えるだけの画像処理も確立されつつあるのだと思います。
実際D800Eも純正RAW現像ソフトでは、モアレがかなり軽減されています。(純正RAW現像ソフトではないものだと目立つようです。)
要するに、ローパスレスバージョンの展開というのは、SD1Merrillを意識したような考え方ではなく、いよいよ画像処理が光学ローパスフィルタの必要性を少なくしつつある事を示しているのだと思います。
ちなみにPENTAXはQで既にローパスレスをやっていて、それを特に売り文句にしている訳でもなく、逆に余程神経質な人でなければ、ローパスの必要性を感じないだろうくらいに思っているかもしれませんよ(笑)
ヨーさん。ご訪問&コメントありがとうございます。
私もk-5はAPS-Cでベイヤー配列画像センサのデジタル一眼レフカメラの中でベストの一台だと思っていますよ。
k-5Ⅱはあえて高画素を追わずに良いカメラをブラッシュアップした好印象のカメラだと思っています。
ただベイヤー配列の画像センサ自体「色補完」なる摩訶不思議なアルゴリズムで無い情報を導き出す(ように見せかけている)のにこの上更にローパス・フィルタをキャンセルして複雑なアルゴリズムで対応するのもどうなのかな・・・と。
Simpleなのが好きなんですよ。(^^)
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