35mmフルサイズのα900からAPS-CのSD1MerrillにMainカメラを変えた私は思う。「初心者こそ35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラを使うべき。」 #photo

色々話は脱線しますが要するに「本気でデジタル一眼レフカメラデビューするなら中古のCanon5Dに50mmmの単焦点レンズが良いと思う。」という話です。

私は今現在SD1MerrillをMainカメラとして使っています。
以前はα900をMainカメラに使っていました。

世間一般の世論的なのを見ていると

APS-C＝初心者向けの安価なカメラ
35mmフルサイズ＝プロやハイアマチュアが使う高価なカメラ

って感じですよね。
その意味ではα900（35mmフルサイズ）からSD1Merrill（APS-C）にMainカメラを変えた私は「異色な存在なのかなぁ？」と思ったりします。

でもね。
私は初心者こそ35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラを使うべきだと思うんですよ。
やっぱり35mmフルサイズの画像センサに50mmの単焦点レンズとか基本だと思うし。
基本って大事だと思うんですよね。
私はα900で6000回以上シャッターを切って6000枚以上の写真を現像しました。
デジタル一眼レフカメラの使い方はα900に習ったと思っています。

α900で基本を身に付けたから癖の強いSD1Merrillでもなんとか使えるんだと思います。
α900を使い込んでベイヤー配列方式の画像センサの弱点も思い知ったからFoveonという選択になりました。
SD1Merrillでもボケを作り込めるのはα900でMacroレンズの使い方を身に付けたからだと思います。

なんでこんな話を書いているかと言うとね。
最近Nikonが廉価版35mmフルサイズ機のD600を出すとかCanonも出すかもとか廉価版35mmフルサイズの話題があって賛否両論じゃないですか？
私は上記経験から「初心者こそ35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラで基本を身につけるべき」と考えていて廉価版35mmフルサイズはぜひ実現して欲しいと思っているんですよね。

例えばNikonで言えば

• D600でデジタル一眼レフカメラデビュー
• D600で基本を身に付ける。
• 基本が身に付くと自分で色々判断できるようになるからより自分にあったカメラに買い換える。
  例えば「35mmフルサイズを一式持ち歩くのはシンドイからD3200でシステム全体のサイズダウンを図る。」とか「自分には連射性能が重要と判ったからD300s（あるいは噂のD400？）に買い換える。」「風景撮りにハマったから思い切ってD800に買い換える。」「鳥撮りにハマったからNikon1にマウントアダプターで距離を稼ぐ。」「プロになってD4を使う。」

APS-C専用のレンズって35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラではケラレちゃって使えないじゃないですか？クロップって手はありますけど。
逆に35mmフルサイズ用のレンズをAPS-Cのカメラで使うとレンズの真ん中の美味しい部分だけ使えるじゃないですか？
そう考えるとAPS-Cからデジタル一眼レフカメラの世界に入って35mmフルサイズに移行しようとするとレンズも含めてシステム全体を一気に買い換えなければならない可能性が高くて大変なのに対して35mmフルサイズのカメラからデジタル一眼レフカメラの世界に入るとボディだけ買い換えるとかできて無駄が少ないとも思うんですよね。

なので初心者こそ35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラを買うべきと思う訳です。

今日NEX-5を売りに中古カメラ屋に言った訳ですが、程度の良さそうなCanonの5Dが69800円とかで大量に売っていました。
中古に抵抗が無いならCanonの5Dでデジタル一眼レフカメラデビューするのが良いと思った今日この頃。(^^)

中途半端なAPS-Cのカメラでデジタル一眼レフカメラデビューして身動きができなくなるより中古の5Dでデビューした方がボディの買い替えにも抵抗が少ないだろうし良いと思うんですよね。
レンズはEF50mmF1.4USM辺りで。
お金に余裕があるならEF50mmF1.2L_USMでも良いかもね。ひょっとしたら一生使えるレンズかもよ。
50mmの単焦点レンズはホント一生物だから。
技術の進歩ですぐに廃れるカメラボディに下手にお金をかけるよりレンズにお金をかけた方が良いと思う。
これ本音。