女性F1テストドライバー「マリア・デ・ヴィロタ」のクラッシュの話を聞いて木のぼりの名人の話を思い出した。 #f1gp

マルシャF1チームのテストドライバーで久しぶりの女性F1ドライバーのマリア・デ・ヴィロタが直線テストでクラッシュしたそうです。
っと言っても真っ直ぐ走れなかった訳ではありません。
インスタレーションラップを終えてピットに帰る際にトランポに追突したとか。

現場を知らないので完全な推測ですが、コレ、たぶんドライビングミスですよね。
F1マシンと言えば低速ギアでアクセルを踏んでやれば簡単にホイールスピンする怪物マシン。
たぶんインスタレーションラップを終えて気を抜いてしまったんでしょうね。
それで少しラフにアクセルを開けてしまってマシンが暴走したと・・・

私はこのニュースを見て木のぼり名人の話を思い出してしまいました。

 

ある若者が木のぼり名人に木のぼりを教えてもらうことになりました。
まずは木を登って見せる事になりました。
若者は「きっと木を登っている最中にアドバイスをくれるのだろう。」と思って木を登り始めました。
しかし木のぼり名人はアドバイス一つくれません。
若者はとうとう木のてっぺんまで登ってしまいました。
しかし木のぼり名人はアドバイス一つくれません。
仕方なく若者は木を降りる事にしました。
あと一歩で地面に降りるというその時、木のぼり名人が初めて口を開きました。
「気をつけろ!!」と。

 

つまり物事を成して、ここまでやればもう大丈夫と気を抜いた瞬間が一番危ないという事ですね。
今回のクラッシュもそんなクラッシュだったのではないかと推測しています。

4 thoughts on “女性F1テストドライバー「マリア・デ・ヴィロタ」のクラッシュの話を聞いて木のぼりの名人の話を思い出した。 #f1gp

  1. genpati

    木登り名人の話し初めて聞いたのですが、これは本当に大事だなあとしみじみ思いました。

    武道などで言われる残心と言う言葉を思い出しました。

    返信
    1. marbee 投稿作成者

      genpatiさん。ご訪問&コメントありがとうございます。

      「残心」という言葉は知らなかったので勉強になりました。

      http://ja.wikipedia.org/wiki/残心

      この言葉は一眼レフカメラにも通じますね。
      撮影する時シャッターボタンを押したら終わりじゃなくて、ミラーが戻ってファインダー像がズレていない事を確認する所までが大事みたいな。

      返信
  2. masakazoo

    同じ話は、鳶の世界にもある。
    ハシゴ等で高いところに上った際に注意すべきは、あともう少しで地上に降りられると言う、残りの3メートルにある。
    事故と言うのは、高所で起きるよりも、気の緩んだ場所で起こるらしいんだな。
    この事故は、何が原因かわわからないけど。
    生きていて、良かったと考えるべきじゃないかな(死んでいても、おかしくないんだし)?

    返信
    1. marbee 投稿作成者

      masakazooさん。ご訪問&コメントありがとうございます。

      詳しい事故の状況はわからないのでなんとも言えないですが、(フルフェイスのヘルメットをカブっているのに)右目を失ったとの事なので大きな事故だったんでしょうね。

      返信
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